行政書士さんの集客は、チラシでも可能です。ただし、チラシで集客できる業務・メニューは限られています。
それを知らずに、懸命にチラシを配ってみても、なかなか反応が取れず、モチベーションが下がっていって、営業する気にならないこともあります。
それなら、やらない方がマシです。そんな時は、できるだけ反応が取れるチラシを作るようにします。
そこで今回は、行政書士の先生がチラシを作るポイントをご紹介します。
効果の出やすい業務は?
行政書士さんのチラシで効果が出やすいのは、主に相続・終活相談です。これ以外の業務のチラシを作ってもなかなか効果が出ません。できれば作らないほうがいいでしょう。
相続と終活のチラシを作ったからと言って、必ず集客できるわけではありません。もともとチラシ集客は1,000枚まいて3人とも言われています。
まして、行政書士さんの扱う業務を求めている方がどうしても少ないため、反応が取れないことのほうが多いです。
ですので、おすすめはネット集客に力を注ぎ、チラシはあまり力を入れないこと。それをおすすめしています。
それでも、チラシで集客しないといけないなら、できるだけ確率を上げるために、反応が上がるポイントをおさえておきましょう。
まずそもそもチラシで集客できない業務・メニューとは何でしょうか。
行政書士さんのチラシで集客できないメニュー
行政書士さんの業務の中で、集客できない業務は、下のようなものです。これは、私がこれまでご相談いただいた中で、ほとんどチラシで反応出なかった分野を取り上げています。
- 営業許可
- 建設業許可
- 婚姻関係
- 民泊関係
これ以外の業務でも反応が取れない分野もあるかもしれません。それらも含めて、そもそもチラシで集客できない理由とは何でしょうか。
集客できない理由
チラシで集客できない理由とは、下のようなものです。
チラシを見てない
上記の業務を頼みたい方は、基本的に新聞を取っていません。チラシをポスティングしてるなら関係ないですが、折込ならそもそもチラシ自体が届かないでしょう。
知り合いに頼めるから
たとえば、営業許可や建設業許可を頼みたい人はおそらく、会社の社長や事業をしようとしている方だと思います。そのような方は、ほとんどの場合、チラシで見つけた業者に営業許可とは頼みません。
8割、知り合いの紹介で行政書士さんを探します。そのため、チラシで見つけようとしないのです。
ネットで簡単に探せる
営業許可や建設業許可を頼める行政書士は、まず知り合いで探します。知り合いにいなければ、ネットで検索します。この順番です。チラシを見て連絡するのは、どうしても見つからない時だけかもしれません。ネットで検索して見つからない場合は、チラシを見ないであきらめるかもしれません。そもそも新聞を取ってないこともあります。
料金が高いから
チラシで見つけるよりも、紹介で探した方が安い場合があります。そのため余計にチラシを見ることは少なくなるでしょう。
では、相続や終活がチラシで集客できる理由をまとめてみます。
チラシで集客できる理由
相続や終活がチラシで集客できる理由は、主に下のようなものです。
普段チラシを見ている
相続や終活、特に終活を相談したくなる人は、普段ポスティングのチラシを見たり、新聞を取っている人です。これらの行動をする人が非常に多いです。
特に年配の人は新聞を取っている割合が多いので、チラシを手に取る人も多くなるというわけです。
ネットであまり検索しない
新聞を取っているのは年配の人が多く、年配の人はネットで検索して業者を探すことはあまりしません。特にスマホを活用する人は少ないので、若い世代よりも、ネット検索することは少なくなります。
知り合いに頼まない
ご商売されている人以外は、業者を知り合いに紹介してもらうことが少ないので、行政書士の知り合いが少ないです。そこで、ネットで検索したりチラシを見たりします。
まとめ
今回は、行政書士の先生がチラシを作るポイントをご紹介しました。